クルマは走行距離や時間の経過とともに劣化・摩耗する部品が多く使用されています。各部品の性能や耐久性は走行距離や時間の経過とともに低下します。自動車メーカーはこのような各部品の特性を踏まえ、適切に点検整備がなされることを前提に自動車を製作・販売しています。
↑上記前提より、車輌オーナーはクルマを安全に走行出来る状態を保つ義務が生じます。また、経験則からお気に入りのクルマに長く乗るコツは「点検・整備」です。「点検・整備」は、ドライバー・同乗者含め道路を利用する全ての人々の安全にも繋がります。安全意識を高めて行きましょう!
点検の種類 | 難易度 | 点検周期など |
日常点検整備 | お客様自身で行うことのできる点検です。下段で解説致します。 | 毎日点検することは現実的とは思えませんので、少し時間の取れるときに定期的に実施しましょう。 |
定期点検整備 | 専門的な知識・技術(場合によっては道具)も必要なので、国の認証を受けた弊社へお任せください。 | 1年毎に26項目を点検。2年毎に56項目を点検。 |
自家用乗用車に法律で定められている定期的な点検整備です。「走る、曲がる、止まる」というクルマの基本性能にかかわる機能や状態を点検します。不具合の早期発見・早期対処こそが安心して安全にお乗りいただくためのポイントです。
法定点検を実施すると安心・安全・快適に走行出来る以外にもメリットがあります。
法定点検と車検は内容と目的が異なります。 法定点検は、車が故障なく快適に走れるかどうか確認(点検・整備)するものです。 車検は、車が保安基準(道路運送車両法に定められる規定で、自動車の構造、装置、乗車定員等)に適合しているかを「検査」するための制度で、点検ではありません。
弊社では大抵の場合、24ヶ月法定点検と車検を合わせて実施しています。